チノ
ちの
アパレル副資材用語「チノ」の解説ページです。
チノとは、綾織りの綿生地の一種で、カーキ色やベージュ色などの落ち着いた色が多く見られます。チノの名前の由来は、スペイン語で中国人を意味する「chino」から来ています。これは、19世紀にイギリス軍がインドで白いズボンを土色に染めたことで生まれたカーキ色の生地が、中国経由でアメリカ軍にも広まり、フィリピンで中国人農民が着ていたことにちなんでいるからです 。チノは丈夫で肌触りが良く、着心地も快適です。そのため、軍服や作業着だけでなく、カジュアルやオフィスカジュアルなどのファッションにも幅広く使われています 。チノパンやチノシャツなどのアイテムは、どんなコーディネートにも合わせやすく、メンズファッションの定番となっています。