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デニム

でにむ

アパレル副資材用語「デニム」の解説ページです。

デニムとは、インディゴ染料で青く染めた糸をたて糸に、白い糸をよこ糸に使って綾織りにした厚手の綿生地です。デニムの名前は、フランスのニーム(Nîmes)という町で生まれた生地「serge de Nîmes」から来ています。デニムは、もともとは労働者用の丈夫な作業着として考案されましたが、やがてアメリカへ渡り、ジーンズの原型となりました。ジーンズとは、デニム生地を使ってリベットで補強したパンツのことで、1873年にリーバイ・ストラウスとヤコブ・デイビスが特許を取得しました。ジーンズは、ゴールドラッシュの時代に鉱山労働者やカウボーイに人気となり、その後は映画や音楽などの文化とともに世界中に広まりました。デニムは、丈夫で耐久性が高く、洗濯や着用によって色や風合いが変化することで、個性や経験を表現できる素材としても愛されています。