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シャンタン

しゃんたん

アパレル副資材用語「シャンタン」の解説ページです。

シャンタンとは、タテ糸に絹糸、ヨコ糸に玉糸(不良のまゆから製糸した節のある絹糸)を使った平織物です。ヨコ糸に節が不規則に入っているのが特徴で、生地に凹凸と光沢があります。シャンタンは本来、絹糸だけで作られる高級な生地でしたが、絹糸が高価なため、現在ではナイロンやレーヨンなどの化学繊維や綿やウールなどの天然素材も使われています。その場合はヨコ糸にフィラメントを巻きつけたり、スラブ・ヤーンを使用したりして節を作ります。シャンタンはドレープ性が高く、カクテルドレスやブラウスなどのフォーマルな服に向いています。シャンタンという名前は中国の山東(シャントン)省から来ていると言われています。