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シフォン

しふぉん

アパレル副資材用語「シフォン」の解説ページです。

シフォンとは、フランス語で「ぼろ布」や「雑巾」を意味する「chiffon」から名付けられた、薄くて柔らかい織物です。タテ糸に絹糸、ヨコ糸に撚りの弱い絹糸を使って平織りにしたもので、ヨコ糸がねじれて凹凸ができるのが特徴です。絹織物としては比較的安価で、透け感や光沢があります。元来は絹織物でしたが、1938年にナイロンが発明されてからは化学繊維でも作られるようになりました。現在ではナイロンやポリエステルなどの合成繊維や、レーヨンやコットンなどの天然素材も使われています。シフォンは春夏向きの婦人服やウェディングドレスの裾などによく使われます。オーガンジーやチュールなどと似た生地ですが、シフォンはそれらよりも柔らかくてしなやかで、透け感も控えめです。