ホーンボタン

天然素材の『水牛ボタン』とは

こんにちはTrim-park SHIMADAです。今回のブログでは水牛ボタンについてご紹介します。
水牛ボタンはバッファッローボタン(Buffalo Button)、ホーンボタン(Horn Button)とも呼ばれ、インド水牛やオランダ水牛の角を原料としたボタンです。
機械で生産するのではなく、一つ一つ手作業で角を輪切りにし加工していきます。天然素材の為、同じ角から出来たボタンであっても、柄や色が同じになりません。上品な光沢感とほどよい重量感は天然素材ならではです♪

今回は、そんな水牛ボタンについてたっぷりご紹介します!!

目次
・水牛ボタンの原料
・製造工程による違い
・加工の種類
・水牛ボタンの色
・水牛ボタンの魅力
・まとめ

水牛ボタンの原料

水牛ボタンはインド水牛やオランダ水牛の角が原料となっています。角の先端部分は詰まっているのですが、根本部分は空洞になっています。

その先端部分を輪切りにして、ボタン型にくり抜き加工されたものを「タツ型」といい、根元部分を板状に開き、平たくしてからくり抜いて加工したものを「板もの」と言います。また角の先はダッフル(トグル)ボタンに使用するなど、角一本をほぼ余すことなく使用して、水牛ボタンは作られるのです。

ホーンボタン素材 バッフォロボタン 水牛ボタン

製造工程による違い

水牛ボタンの製造工程は前回紹介した貝ボタンとほとんど同じです。

≪工程≫

  1. 原料である水牛の角を一定の厚みし、くり抜きブランクを作ります
  2. その後綺麗なボタンになるように切削
  3. 穴あけ工程を経て、最後に研磨加工をします

上記の工程で丁寧に作られて、美しい艶の水牛ボタンが生まれるのです。

また、水牛ボタンは様々な加工方法があり、加工法によって、より種々の風合いや質感を楽しむことができ、個性豊かな一品に仕上がります。

加工の種類

▼ケシ加工・・・ツヤ加工と対照的にツヤを抑える加工方法

ケシ加工

▼焼き加工・・・直火を当ててボタンの正面に焦げをつける加工方法でレトロな風合いを感じて頂けます。

ホーンボタン焼き加工

▼ラフ加工・・・ボタンの表面を削って、わざと表面を荒らしたようにする加工方法で、程よいユーズド感を感じて頂けます。

ラフ加工

▼レーザー加工・・・表面にレーザーを当てて、企業名などを彫刻する加工方法もあります。

レーザー加工

水牛ボタンの色

水牛ボタン ホーンボタン

水牛ボタンはサイズだけでなく、色によって希少性が違います。
水牛ボタンは他のプラスチックボタンやナットボタンと違い、染色せずそのままの色がボタンになります。黒・茶・ベージュのカラーを基調としておりますが、ベージュ系の透明感のある色の方が希少価値が高くなります。また完全な天然素材の為、同じ品番でも色や柄に多少のバラつきがあります。それも水牛ボタンの魅力の一つなのですが、統一感を重視する場合にはご注意ください。

水牛ボタンのここが魅力!!

◆POINT1高級感

水牛ボタンの魅力はなんといっても、その高級感です。様々な素材のボタンがあるなかでも、水牛角を原料に作られる水牛ボタンは最高級に値します。

◆POINT2変色しない

水牛ボタンは耐久性があるため、日光によって変色することなく長年ご使用いただけます。また使い込むほどに艶感が増すなどのちょっとした変化は天然素材ならではです。

◆POINT3自分だけのオンリーワンに出会える

先程も述べたように水牛ボタンは、同じ角から出来たものであっても決して同じ柄にはなりません。そのちょっとした違いこそ水牛ボタンの特徴であり、使用した衣服に味を出してくれるのです。

まとめ

いかがでしたか?
天然素材であるからこそ柄の一つ一つに個性がある水牛ボタン(Horn Button)。
独特の温かみや味わいがあり、重厚感を演出することができますので、高級感のある製品に適した素材です。

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